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劇団B-LUCKS♪
広島の劇団B-LUCKS♪は2008年7月に音楽・映像出身のメンバーと
芝居出身のメンバーが集まり結成した劇団を土台に活動するグループです。
2009年の1月に広島市青少年センターの
アングラ劇場で旗揚げ公演『Liebeslied』を皮切りに
芝居や音楽・映像・人形劇など各メンバーの得意分野を生かし、
さまざまなアプローチで活動しています。
そして、多くの人たちに文化活動を楽しんでもらう為に市民活動など数々の
イベントに参加し、活動の幅を広げています。
また、様々なジャンルのお客を共有し繋げて広がっていくためにイベントを
定期的に企画しそこに人が集まる場所を作り
「広島」という文化を拠点に次世代の文化活動の発展に力を入れたいと考えています。
広島市青少年センターを拠点に活動し、将来的には人々が気兼ねなく集まって
やりたいことが出来る場所にする為に、文化活動を続けていき、沢山の人達を繋げていきます。
みんなが楽しく繋がる場所
エンターテインメントの遊園地
※劇団B-LUCKS♪はアートメディア総合グループの一員です。
B-LUCKS♪は一緒に活動してくれる役者やスタッフを募集しています!
広島で劇団をお探しですか?
演じるとは?
演劇といえば何を連想されるでしょうか?
初めて観る方には敷居の高いものを想像されると思います。
しかし、役者や表現者に限らず、人はみんな日常の中で演じながら過ごしています。それは殆どが意識もせず行っているものです。
会社での自分、学校での自分、家族の中での自分、愛する人の前、子供の前など、言われてみれば全ての状況で同じ対応をしてはいないはずです。
演技の基本はものまねです。全くのオリジナルというものは殆ど存在しないのかもしれません。そして、ものまねとは必ずしも何か対象物があり、その全ての事象をモデルにそれを自分の理解できる範囲で模倣し、再現していく。
そして、そのものまねが進んでいけば、それはドラマの中の人物という架空の存在をあたかも実在する人物であるかのごとく表現していき、「創造」へと繋がっていきます。
そして、演技には2つのパターンがあると考えます。
1つ目は「役割」を「演じる」ということ。役割演技。役を与えられたものが「らしさ」を演じること。例えばTPOに応じた演技。人なら人、彼女と彼、おじいさんとおばあさん、兄に弟、夫と妻、といった日常なんら違和感のないもの。
2つ目は潜在的に持っている習慣化された演技。すでに身体に染みついて、全く違和感を感じることなくできること。お箸の持ち方や、日本人では特有の空気を読む、という行為等。
演劇とはその日常にある「演じる」を『表現』というレベルに研磨したものの集合体である、と考えられます。広島に限らず日本各地、世界各国で『演劇』が行われていますが、その社会環境、常識や決まり事や風土でその『演劇』はかくも様々な『創造』を生み出しています。
広島の演劇事情
広島にも沢山の劇団があります。主に広島市内で活動している団体が殆どだと思います。そしてそれぞれの団体に個性があるので、そのカラーを楽しむだけでも価値があると思います。アクションや殺陣、現代劇、人形劇、ダンスを織り交ぜたり、芸術性に富んだ作品を創る所もあれば、様々なイベントを企画していく団体もあります。その中で自分の感覚に近い団体を見つけていくのも一つの楽しみですね。B-LUCKS♪(びーらっくす)もその中で、様々なイベントを企画し実行している。もしチラシを見つけたら是非一度足を運んでみて欲しいです。
演劇の稽古と練習
舞台で表現するということは自ずと、その表現を届ける対象との距離は離れて行きます。ハコのサイズ(舞台の大きさ)によって必要な声量も変わってきますが、ある程度大きな声は必要です。だからまずは声量を大きくすること。表現において初心者の一番難しい所は「大きな声を出す」ということです。日常的に暮らしていて、オペラ歌手のように響くいい声を出すことなんて滅多にないはずです。大は小を兼ねるは言いませんが、折角いいセリフを言っていても、お客さんに聞こえなければそれは本当に勿体ないことです。
次に滑舌です。これは声の大きさ以上に必要かもしれませんが、何を話しているのか理解できないのでは困ります。なので、声の大きさと同様に滑舌の訓練が不可欠です。
一般の方が演劇の練習と聞くと、「あめんぼあかいなあいうえお~」や「あいうえお~」等を想像されるかと思います。確かにそれもありますが、俳優やタレントなどの養成所でも必ずと言って組み込まれるのが「外郎売」という口上です。
「拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが~」から始まる歌舞伎十八番の一つです。2代目市川團十郎が初演をし、そこから12代目の團十郎が復活させた演目です。まずは覚えましょう。それと並行して一字一句間違えずに言えるようになれば、今度は外郎売を実際に演じてみます。実際に歌舞伎でも演じられているものなので、練習して損はありません。かくし芸にしても面白いかもしれません。
初めて表現をはじめる方にとっては「台詞を覚える」「滑舌を良くする」「大きな声を出す」という演者にとって必要なものが全て網羅していますので演劇の稽古と練習としては最適です。